半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)は6日、人工知能(AI)向けの次世代メモリーを開発すると発表した。AIの駆動に使われるDRAMに比べて省電力で大量のデータを処理できる。今後3年間で最大360億円を研究開発に投じ、経済産業省が最大180億円を補助する。2030年代前半の事業化を目指す。AIの駆動時には、計算の途中結果を一時的に保存するために高性能のDRAMが使われて ...